本気で答えを出していかないとどうにもならなくなってきてる。

空耳だか幻聴だかも酷くて発狂まで後2歩って勢いだ。どんだけ鳴るんだよ俺の電話。どんだけ震えてんだよ俺の電話ってレベル。全然鳴らないのにだ。いい加減鳴ってないんだと、空耳なんだと幻聴なんだと解らないかなあ。何を期待してるんだろうと。あたしちっぽけだなあって。馬鹿で愚かだなあって。ぽつりと思う。いい加減……と思って何を?何をいい加減どうなの?と思って。ため息しか出なかったり。幻聴ならやばいよなあと思って。他に幻聴らしき兆候はないから空耳なのかなと思って。自分の願望が呼び起こしたキチガイじみた夢じゃないのかと自分を罵る羽目になる。いい加減どうにかしないと。どうにかしないと。






言葉には大抵の場合3つ意味がある。同じ言葉で、だ。


例を挙げたら

いい人だね。って言葉には3つ意味がある。

純粋にいい人だと思って言ってる場合。
前か後に「だけど……」がつく場合。
そして皮肉。


どんな場合でも大抵その3つに分類されるなあと思った。自分が吐いてる言葉には、だけど。大半の場合ボクは賢くないから純粋に思って言う事が多いけど時々柔らかく回りくどくだけど……と思っていてもそれを言葉にしないままだったり皮肉で言ってるけどやっぱり言葉にしないままだったりする。言葉にするっていうのは難しい。どんな場合でも難しい。ただ多分ボクの場合はあんまり全部ぶっちゃけない方がいいんだと思う。不愉快を拡散してるだけってヤツになっちゃうんだろう。大体全部ぶっちゃけてもいい事なんて一つも無かった。溜め込むだけ溜め込んでぶっちゃけるから駄目なんだって考えも出来なくはないけど元々多分ボクは陰湿なんだろう。重箱の隅をつつくように観察して観察して観察して。何でこんな性格に?って考えたら子供の頃に戻る事になる。上手く生きなきゃと、どうにかしなきゃと、今を切り抜けなきゃと必死で考えて子供ながらに必死で考えて選んできた道を又見つめなおす事になる。もう自分と向き合うのなんざコリゴリだよと。自分と対峙するのは今回限りにしたいんだから。今回は対峙しなきゃならん物理的状況がある。逃げ回って誤魔化しまくって今まできちゃったけど。逃げられないものもあるんだから。死なない選択をするんなら対峙しなきゃ。死ぬんなら別にどーだっていいけど。今死ぬ着火剤もないや。トリガーを引いてくれる奇特な人も居ない。

そう、殺してくれる人だって居ないんだから。
誰か殺してくれへんかなと思って。言葉にして。
いいよって殺してくれる人すら居ないんだから。


笹食ってる場合じゃねえんだよって。
もう答えを決めて動かなきゃ動けなくなる。
動く事が赦されなくなる。


……ホント、逃げ込める場所や帰れる場所があるっていうのは強い。逃げ込める場所や帰れる場所がある人はいいな。羨ましい。いざって時に受け止めてくれる人がいたり帰れる場所があったり。そういう人がいたり場所があったりして時間が解決してくれるんだ。

人を羨んだり妬んだりって好きじゃないけど逃げ込める場所や帰れる場所がある人はいいな。強みだよ。いざとなったらどうにかなる。いざとなったらどうにか出来る。そんな場所があたしだって欲しかった。

いっつも四面楚歌みたいに全部自分で決めて自分で責任とって自分で何もかもカタつけて片付けてやってかなきゃいけないとかもうね。受け止めてくれる人も居ない状況で。時間が解決してくれるって自分に言い聞かせて言い聞かせて呪文のように繰り返して。そのうち大丈夫になるから、時間が解決するからって言い聞かせて言い聞かせて。全然大丈夫じゃなくって。


ホント、誰か殺してくれないかなってね。