睡眠パターンがおかしいというか狂ったというか。よく解らん。気絶するように寝てるのか寝るように気絶するのか2時間位。台所だったり玄関だったり。悪夢で気づいてよろよろと起き上がって、そして又眠れない時間を過ごしてカーテンから漏れる光にイライラして窓全部目張りにして完全な闇を作りたい気持ちを我慢して、ノロノロと動き出して仕事に出かける。


そんなここのところ。





出来るだけ朝はギリギリまで眠っていたい。ギリギリっていうのは遅刻寸前だとかじゃなくただ起きて用を済ませて出かけるまできっちり時間があればいいだけでそれまでは眠っていられるならそうしていたい。朝が遠いのは嫌いだ。朝の時間ってめまぐるしい位が丁度いい。ぼーっとする時間があればある程余計な事を考えて生きる気力が枯渇する。

夜が長いのもいけないけど、朝が遠い方がどうもボクには良くない。



色んな事を考える。色んなパターンを考える。

まんま受け止めて、いやでもこうかもしれない、ああかもしれない、ひょとしたらこうかもしれない、物凄く可能性は薄いけどああかもしれない、でもそれって何でなんだろう、どうしてだろう、何でそうなるんだろう、どうしてそうなるんだろう、じゃあ結果は?そうして沢山沢山考えて考えて考えて。考えたからってどうにかなるものじゃないし、何にもならないのに考える。

じゃあどうしようと考えて、しっかりしなきゃ、こうしていかなきゃ、ああしていかなきゃ。そうしていくには何が必要か、何をどうしていかなきゃいけないのか、どうすればそれが進められるか、考えて考えて考えて。

…朝からそんな事考えて不毛に陥ったり、長い夜をとりとめなく迷う思いに囚われて過ごすような人生を過ごす事になるなんてなぁと苦笑いでも出来りゃいいんだけど、そんな余裕すらない。皮肉だなあと笑える方が余程マシで。泣きたいのに泣けもしないで。もう駄目だなあ、駄目だろ、疲れたなあ、何でこんななの。そう思って引いてゆく潮みたいに痩せ細ってみても又潮が満ちて脂肪を増やして。サイクルがそんなんじゃ体にいい訳も無く。いい加減取り返しがつかない歳になって早数年、穏やかに穏やかに生きてるでもなく死んでるでもなくでいい感じで揺蕩っていければいいやと思ってたのに、と振り返って後悔という程でもなく、でも後悔じゃないとも言えない感じで。

ただ、こんなつもりじゃなかった。
何がって言われても解らないけどこんなつもりじゃなかった。


もうちょっとマシなクズになりたかったな。


あと幾つだろうと指折り数えてみて、それも何だかよく解らない。
もういいかと思ってみて、やっぱりよくないだろと思ってみて。



…銃が街角ですんなり買える国ならなーと思ってみたりする。



朝が遠いなあ。
何もする事が無いし、出来る事が無いし、
行く場所も無いし。

行ける場所も無い。