ただただ哀しいだけだ。悲劇だなんて騒ぐつもりもないけど。
ただただ哀しいだけ。涙も出ないけど、涙が出る位の哀しさの方がマシだよと思ったり。
贅沢なんだよ俺。贅沢すぎなんだよ。
てめーが望んでいいわきゃねえだろって考える。


こんな風に考えた事が無かったからどうしていいのかが解らない。どうするのが最良なのかが解らない。堂々巡りになりながら迷って迷って毎回行き着く先はそれで考えて。ある意味囚われて。そんな風になってどれ位になるんだろうか。何時からなんだろうか。…面白いというか、不思議だというべきか、ちゃあんとその日付が解るんだな。ちゃあんと解るんだ。何とも何も感じて無かったのに何でなの?その日に限って記録してた。消せないでいた。





強い心は苦痛から生まれ
大きな人格は無数の傷から生まれる。

人間だけが苦痛を与える事によって快楽を得る動物、っていうのは赤い髪といたずらで有名な少年が主人公のアメリカ文学にあったけど実際そうなんだろうかと考える。動物もいじめはするし排除しようとするしそれによって生き残るという優越感を感じるんであればそれは本能だから仕方ないだのなんだのなんて単なる言い訳で快楽得てるんじゃないかとか。本能とつけば快楽は発生しないんだろうか。大体苦痛を与える事で発生する快楽ってどんなんだろう。性的?性的な快楽と考えるんなら人間だけなのかもしれんなあ。でもそれは根本は支配欲だから動物にもあるんじゃないだろうか。ライオンの群れのオスは群れのメス全てを支配してたりするよね。それには欲はないんだろうか。そもそも欲って何だ…。


この感覚はなんなんだろうと思いながらだったけど薄気味悪いんだと思う。鏡が光を反すみたいに気持ち悪いとか嫌だとかじゃなく薄気味悪い。じんわりとした嫌悪感。なんか嫌、なんか気持ちが悪い。強い感情じゃない。強い感情を持つ程じゃないけど薄気味悪いんだ。何なんだろうと。理解出来ないものは怖かったり気持ちが悪かったりするものだけど理解出来ないのにそこまで強い感情を持たないのはボクがおかしくなってるからか慣れたからか興味が無いからなんだと思う。どれなのか解らないじゃなく多分全部相まってそんななんだと思う。そういう人がいるのは知ってるし見たことがない訳じゃないけどそういうそぶりを見た事が無かった過去にボクは惑わされてたんだと思う。でももう本当に離れちゃったんだなーと思う。

それを考えると又別に派生して思う。
ボクはボクを助けてくれた人に感謝してるし、
それは返せないもので。
ボクを助けてくれた人になら殺されても構わないし
その人が助かるなら死んでも構わんなーとか。


命の価値ってそういうもんじゃないのかなあと思って。



暑くなったもんだ。
もう7月か。


早いもんだ。