貴方に話しておくことがある
時々隠しておくのが
とても大変な時がある
落ちる準備はできていなかった
あまりに盲目で
壁に書いてあることが
見えなかった






千の嘘をつける
人生で学んだわ
長生きをして
私が学んだ秘密を
教えられればいいと思うわ
その時まで
その秘密は私の
心の中を燃やすでしょう


綺麗な人の居場所なら知っているの
一度だけ見たことがあるの
思いやりのある人なんでしょう
でも貴方には見えなかっただけ
私の中でも輝いているあの光を
今さら貴方に奪えはしないわ


真実は
遥か彼方じゃなくてすぐにばれてしまうけど
貴方はしっかりとそれを隠してきた
もし私の知っている秘密を
教えるまで私が長生きすれば
もう一度機会はおとずれるのかしら
チャンスはあるんだろうか



もし逃げてしまったら
遠くへ行く強さは得られない
冷たくなっていく私の心鼓動をどうやって聞くの?
私もいずれ年老いていく
どうしたら聞いてもらえる?
いつになったらわかってもらえる?
どうしたらわかってもらえる?



小学校5年の時に、生まれて初めて自分でレコードを買った。本は漫画以外の購入は認められていていくらでも買ってよかった。レコードを買うのは認められて無かった。生まれて初めて買ったのは2枚。ボンジョビとマドンナ。あの時歌詞カードを見ながら「いずれ、あたしはこうなるんだろう」と思った。忘れない、あの店にあったあの棚からレコードを引っ張り出して買って帰ってかけて、聞きながら沢山明るくて前向きな曲の中で目が覚める思いで聞いた。あの時、ぞっとした。「あたしは多分こうなる。いずれこうなって、こう思うはめになる」そう思った。



ロンリーブラッド見たいなあ。
もう一度、見て
死にたいなあ。