何だか不思議なもので。
暫くアルコールの欠片も無しにしておこうと思ったけど今日に限って1本も置き酒すら無いのはどうなんだろうなんて思った訳だ。無理矢理に近い残りカスみたいな気力を振り絞って買って帰って棚に仕舞いましょう、そう思って。

すげいよなって自分でも思った。
やー買っておいてよかったねって。


物凄い勢いで冷やしてすらない酒をかっ食らおうとしてたら雷雨の黒い空に差し込む受胎告知の光みたいに何かに助けられたりね。

摩訶不思議アドベンチャー




大丈夫そうでよかった、そう思った帰宅直後。


器用じゃないから素直じゃないからなんて言い訳にしかならないけど、そうだから色々躊躇して二の足踏んで考えて反芻して、結果当たり障りがない事しか言えなくなりがち。でもそれでいいんじゃないかと思うんだ。それもあたしだもの。

シャーデンフロイデってヤツを楽しめたり感じる人がよく解らないままこの歳になった。綺麗事でもなく強がりでも飾り立てるつもりもない、ただ、本当にそういう感覚が無い。
あーそうなんだ、っていう感覚はあっても喜びはしない。
それって自己評価が高い場合にしか持ち合わせない感覚なんじゃないかと思う。自己嫌悪激しく自己評価は低く、なイキモノにはよく解らない感情で感覚だ。

だからそれを持ってる人の空気は解る。
異質だから。




運良くか、否か、自分勝手に生きてきて、これだと思い込んだものを目にするチャンスを掴んではきた。どうにかしてきたしどうにかなってきた。十分色々見えた。それ以上を望むのは贅沢な話だ。それ以外を望むのは強欲過ぎる。

あたしは恵まれてると思う。
恵まれてたなあと思う。
ラッキーだったなと思う。

もしくは、若い頃あたしは行動力があったんだろう。
無駄だから、意味ないから。それでも勝手に動いて旅をした。
やりたい事はやらなきゃ。
やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい。
我慢しなきゃいけないのはこれに関してじゃない。

何時も結構好きにやってきたんだよ。

あたしは、人生を十分楽しんだ。


今素直にそう思ってます。